年齢を重ねるうちに増えてしまうシミ。鏡を見るたび、その範囲や濃さがひどくなっていると悩んでいる方も多いのではないでしょうか。今回は大人のためのシミ対策について深掘りしていきます。
シミにはさまざまな種類があります。種類によってシミがつくられる原因が違うため、その対策も異なります。
- 日光黒子/老人性色素班
よく見られるシミがこのタイプで、中高年以降に増えやすくなります。顔をはじめ、手や背中、腕などの肌の露出される部分に多く見られます。原因は紫外線によるダメージの蓄積になります。 - 炎症後色素沈着
肌の炎症が治った後に残る褐色のシミを指します。やけどやニキビ、化粧品のかぶれなどが原因とされています。年齢には関係なくできますが、歳を増すほど治るまでに時間がかかる場合もあります。 - 肝斑(かんぱん)
大きめで薄い褐色のシミで、頬のあたりに左右対称であらわれるのが特徴です。女性ホルモンが関係していると考えられているため、高齢者になると落ちついてくるとされています。 - 雀卵斑(じゃくらんはん)
いわゆるそばかすです。小さなシミが頬や鼻に多くでるのが特徴です。遺伝性が強いため対策しにくいのですが、年齢とともに薄くなる場合もあります。
どんなに気をつけていても、生活スタイルや体質などによって増えたり、濃くなったりしてしまうシミ。日頃のお手入れだけでは手に負えなくなった、シミ対策についてご紹介します。
できてしまったシミの原因がわかれば、改善もしやすいはずです。年齢だからと諦めず、クリアな肌を目指しませんか。
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